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●これを読んで頂いているあなた。
あなたは人間以外はみんな白黒でモノを見ていて人間の目は優れていると思っていないだろうか?
しかし、どちらかというと、視覚に関しては人間は劣っているのだ。
実は色覚受容体の数が乏しいのは哺乳類だけで、
その他の、鳥類はもとより、爬虫類・両生類・魚類・昆虫にいたるまで、
地球上の動物門の生物の目は、基本は4原色で光を捉えるのだ。

え~!、何々!、4原色って宇宙人~???

とあなたは思ったかもしれない。
光の4原色というのは、赤・緑・青・紫外線の4色を指す。
つまり、紫外線が見えない人間は劣っているのだ。

紫外線が見えるって宇宙人か~~???

とあなたは思ったかもしれない。
しかし考えてみてほしい。
この地球の地表に満ち溢れている光とは、概(おおむ)ね
・赤外線
・可視光線
・紫外線
なのだ。

X線やガンマ線は地表ではごく微量だ。
電波や音波は波長が長くて視覚で捉えるものではない。
音波は耳で捉える。
電波はアンテナで捉える。アンテナなんて持ってないぞ。

赤外線もやや波長が長い。
赤外線は、どの動物も、概ね体表で捉える。暖かい・暑いと感じれば、それは赤外線が強いということだ。

赤外線を除いた赤・緑・青・紫外線を目で捉えるのが地球の動物門の特徴だということになる。

ちょっと話が横に逸れるが、コウモリは、
電波に近い音波──超音波を捉えるパラボラアンテナみたいな器官を持っていて、それで視覚を確保している。
もうひとつ話が逸れるが、他星系には赤外線を目で捉えるというプレデターも存在する。
(地球にもいました。シャコは赤外線を含む11~12原色を見るのだそうです。ひえ~\(◎o◎)/12原色って何だ~! 20140329追記)

話を戻そう。
つまり、地表に満ち溢れている「紫外線」を感じない人間はチョット変、ということになるわけだ。
事実紫外線を感じてさえいれば人間は、皮膚癌・白内障をおのずと回避していた可能性が高い。
パソコン──当時はマイコン(マイクロコンピューター)が一般に売られはじめた1985年以降、
目から50cmの位置で平気でブラウン管を見ていたコンピューターオタク達(私ですハイ)は、
間近な故に強烈な紫外線をその目に無頓着に受けていた。
もし紫外線が見えていれば、目の負担を感じ回避していたはずだ。(当時はオタクという言葉はなかったが。)

また話が逸れるが、モニターが明る過ぎると感じたらディスプレイ設定の色補正で暗くしてやるとよい。
それでブルーライトも弱められる。
なんにせよこれから若年性白内障が増えるだろう。(ノストラダムス)

●話を戻すが、実は単純な話、体表が色彩豊かな動物種は4原色が見えるということなのだ。
特に熱帯の鳥類・魚類・爬虫類・両生類は極彩色だ。
昆虫もゴミハンミョウ・玉虫・ニジイロクワガタをはじめ、カラフルな種が存在する。
体表が色彩豊かな種は、お互いその体色を優れた視覚で確認しているということだ。
kofucho.jpgコフウチョウakamino.jpgアカミノフウチョウ
ルリミツユビカワセミルリミツユビカワセミルリカケスルリカケス

それに比べ哺乳類は、キリン・ネコ科などに黄色がある以外は、
三毛猫をはじめ、世界三大珍獣のオカピ・ボンゴなどにいたっても白・黒・茶と非常に色彩に乏しい。
ついでに言うと、哺乳類が見る色は正しくは白黒ではない。
体色に「茶」があるということは、少なくともオレンジ系の色覚受容体を持っているということになる。
キリンやトラは、それが黄色に偏移していると考えられる。
オカピオカピbongo.jpgボンゴ

ちなみに上の画像は3原色でしか再現されていない。
つまりこのコフウチョウの写真は人間の目で見たコフウチョウでしかない。
コフウチョウがお互いを見た時のその色彩は、さらに紫外線が加わったより鮮やかな色なのだ。
この写真をコフウチョウが見たら、「色がおかしいじゃないか」と人間を小バカにするだろう。
紫外線は人間には『未知の色』なのだ。
タヌキに写真機を作らせて、その写真機で撮った写真を人間が見ると、白・黒・茶だけの写真で、ズイブン色彩感のない写真だなと思うだろう。
それと同じで上の写真をコフウチョウが見たら、人間の目は色彩感に欠けていて劣っているなと思うことになる。
残念ながらタヌキは写真機を作らないが‥‥。

恐竜が闊歩していた時代、哺乳類は肉食恐竜に食べられる心配のない夜に活動する種が生き延びて、
そのため夜行性になり、色彩に乏しくなったと言われている。

ヒトとサルは、色覚が退化した哺乳類の中で、赤色色覚受容体が後から作られたと言われている。

・地球種動物門の多くが4原色で光を捉える。(モチロン例外も多いが‥。)
・そのうち、哺乳類は2原色。(青とオレンジが主流と言われている。)
・ヒトとサルだけが3原色。←というわけで変。(3原色というのはあまりいない。)

おまけ、地球種が見る紫外線は、厳密には近紫外線で、遠紫外線は見えないらしい。





3color01.gif
★ついでと言ってはなんですが、
主だった有力なホームページに印刷・絵の具の3原色についてマチガった表現があるのでここに述懐(じゅっかい)しておきます。

「色料の三原色は、シアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)の三色で、
人が光の反射によって認識できるすべての色を再現できるとされています。
印刷に使用するインキやカラープリンタのトナーやインクに、
シアン・マゼンタ・イエローの3色が使われているのはこのためで‥‥」 by oki電気

などなど、
以外に「色の3原色」とは【シアン・マゼンタ・イエロー】だと断定しておられるサイトが多いですが、
こりゃ違うでしょ。
正しくは、ただ単に、現在の印刷の主流が【シアン・マゼンタ・イエロー】タイプだというだけの話です。
神様が決めた色ではありません。

中には【ブルー・レッド・イエロー】はマチガイと断言しているサイトもありますが、
http://fnorio.com/0074trichromatism1/trichromatism1.html(個人攻撃ですんません。)

正確にはただの印刷の仕様です。
例えば、「水彩絵の具」の色の3原色は【ブルー・レッド・イエロー】です。
「透明水彩絵の具」「不透明水彩絵の具」との呼び名があることからわかるように、
この絵の具の特徴のひとつは、「白」の絵の具を使うことです。
印刷に白インクは使いません。印刷の仕様とはそうゆうことです。
白紙の白色を通過させるインク、ということで【シアン・マゼンタ・イエロー】が使われているというだけの事です。

そもそも、
印刷や絵画に必要な色は【ブルー系】・【レッド系】・【イエロー系】だけではなく、
もうひとつ欠かせない【ホワイト】が必要だということを理解していません。
例えば印刷用インクで印刷された空や海は、【シアン】より明るい色を含んでいます。
この明るい色はインクと【紙の白】を混ぜ合わせた色です。
印刷はこの4色で成り立っています。

さらに重要なことが、
【シアン・マゼンタ・イエロー】タイプのインクでは【ブルー】を発色できないということです。
新聞折込広告を見てみて下さい。探してみて下さい。
【シアン】や【藍色】や【その2つの中間色】は発色していますが【ブルー】は発色しません。存在しないのです。
具体的に【ブルー】というはどうゆう色かというと、パソコンのお絵かきソフトで画面を青筆で塗たくった色です。
これがそうです。
blue.jpg
パソコンのモニターは光を発色していて、それは自然界の光と同一のものです。
新聞折込広告と見比べてみて下さい。
新聞折込広告にこの【ブルー】は存在しません。
勿論あなたがお使いのパソコン用プリンタでもこの色は印刷できません。
どうです。唖然としたでしょ。
【シアン・マゼンタ・イエロー】タイプのインクは【ブルー】を再現できないインクなのです。
ま、普遍的な『色の3原色』とは言えませんね。
どちらかというと『色の3原色』は【ブルー・レッド・イエロー】で、
軍配は『印刷インク』じゃなく『絵の具』の方に上がります。

プリンタも複合機もどこもかしこも【シアン・マゼンタ・イエロー】なのでこうゆう勘違してしまう人が出るんでしょう。




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----2015/01/17追記
■コメントが入りました。「名無しさん 2015/01/03 07:00」
悪意がある上に、そのあまりの無知ぶりに呆れる内容のコメントですが、
読んで頂いている方々が誤解されないよう、
やむおえず捕捉説明させて頂きます。


>> 何で分子の振動である音波と電磁誘導の波である電磁波を同系列として扱ってるのですか?

誰が「音波」と「電磁波」とが全くの同系列だと言いましたか?
「波長の長さ」の話をしているのです。
波長の長さを比較すると、「音波」から「放射線」までがキレイに並ぶのです。

音波・超音波・電波・赤外線・可視光線・紫外線・X線・γ線

『波』の常識であり、物理学の常識です。
そんなことも知らんのかって感じです。
人のことを「知ったかぶり」と言う前に、自分が「知ったかぶり」でしかも無知だという事を自覚する必要があります。
(ただし、波長が短くなるに従って「音波」から「放射線」へとキレイに変遷していくことにはビックパン宇宙の生成における理由がある。)


>> 他にもパソコンモニタの光が自然界の光と同一という表現も初耳です。

自ら無知を晒して自爆するのはあなたの勝手ですが、

「パソコンのモニターは光を発色していて、それは自然界の光と同一のものです。」

「パソコンのモニターは光を発色していて、そのRGBは自然界の光と同一のものです。」
ということです。

核融合によって放たれる太陽光と、
液晶ディスプレイが放つ光とが、
根本が違うことなど誰が見てもあきらかでしょう!
ちょっと考えれば解ることです。

あなたには解からないようだが、根本が何であれRGBはRGBなのです。

音波・超音波・電波・赤外線・可視光線(赤[R]・緑[G]・青[B])・紫外線・X線・γ線

青[B]の波長は、核融合であれ、蛍光灯であれ、パソコンのディスプレイであれ、同一の青[B]です!
青[B]の波長に青[B]以外のモノは存在しません!
光源から発せられた光のうち、波長450-495nmのモノを青[B]と言うのです。
太陽光であれ、ディスプレイであれです。

言いたいのは、太陽光や蛍光灯などの光が青い絵の具に当たり反射した色を、パソコンのモニターは同一に再現できる。ということです。

人間の視覚で捉えられる可視光線が【R】【G】【B】の3原色で、パソコンモニタは【R】【G】【B】を発色するように作られているから、自然光と同だという事です。
パソコンモニタはそう作られているから当然です。

そもそも何故デジカメで撮った写真がディスプレイ上で本物と同じに見えると思っているのか。
同じ【R】【G】【B】の光だからです。

そもそも、陽の下で見たサファイアは青く、蛍光灯の下で見たサファイアも青いのは何故か。
どちらも反射光の波長が青[B]だからです。


もひとつついでに言うけど、
「液晶ディスプレイ」と「ブラウン管ディスプレイ」も、発色の構造が全然違いますが、同じRGBを放っています。
これをして、ブラウン管じゃなきゃ仕事ができないなどとケチを付けるグラフィッカーはいません。
これを「同一」と省略形で言うことにネチネチ文句をタレるって、どうゆう根性しとんじゃということです。
(因みにグラフィッカーはガンマローダーを使って、どのディスプレイも実際に見る色と同等になるようセッティングして仕事します。)

ついでに、パソコンモニタも紫外線を発してるわけだけど、画像として発色しているのではないので、
おそらく全面均一に発しているでしょうから、
パソコンモニタをコフウチョウが見たら、「人間ってこの程度か」と思うだろう。


>> 多くの人が持つ三つの錐状体に合った光を出しているから,その人達にとっては自然光と区別出来ないだけであり,

そうゆう事だと私が言っているのです!
パソコンモニタは結果的に「錐状体」に合わせて作られているので区別出来ないと言っているのです。

というか、「初耳」だと言いながら、「多くの人にとっては自然光と区別出来ない」
と自分で言ってるけど、大丈夫?アタマ。


>>一部の人にとっては全く別の色に見えています。

特殊な症例を持ち出すことに何の意味があるのですか?
パソコンモニタは「一部の人に」にも同じに見えるようには作られていない。当然でしょう。

パソコンモニタの色が「一部の人」には違って見えることに恨みでもあるのか?この八つ当たりヤロウは。


全文面のうちの一部分のみ遣り玉にあげて「知ったかぶり」「嘘はやめろ」とこき下ろす──そんな卑劣なマネをしてよく恥ずかしくないですね。
そのこき下ろしも完全に不発ですが。

何か異論がある場合は、
「一点、気になったので‥‥」という言い方をするのが常識人の発言です。
エチケットもわきまえないあなたは、社会の迷惑でしかないということを自覚して下さい。

特に、自分が「知ったかぶり」しているのに、人のことを「知ったかぶり」と言うのは、
あなたは、あちこち立ち寄っては文句タレまくってるようなことばかりしてきたため、錯乱してとうとうアタマが逝ってます。





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----2015/02/11追記
■| 名無しさん | 2015/02/05 16:34 |のコメントについて。

●せっかくコメント頂いたのですが、
このコメントされた方は、例えば、例え話に中身の無い、テイのいいだけの飛躍し過ぎた例えを挙げるなど、文章が幼稚です。

●まず「自然界の光と同一の」という表現については、「2015/01/17追記」に記した通りです。
修正する必要の無い点であり、
そもそも指摘を受けるまでもなく、私自身が曖昧な表現であると分かった上で記述したものであり、
それを私自身が気づいてない、という事にして、指摘する方がイヤミを感じます。

あなたは、
「パソコンのモニターは人間の色覚に合わせた光を発しており、私たちには自然界の光と区別することはできません。」
と書き直せと言いますが、
私の「それは自然界の光と同一のものです。」という記述が正しい表現です。
あなたの「自然界の光と区別することはできない」という言い方でもマチガイではありませんが、正確な表現ではありません。
「同一のもの」という正確な表現を、不正確な表現に直せなどと、見識も無い人間が誰に向かって偉そうなことを言うのか。
光源から発せられた光のうち、波長450-495nmのモノを青[B]と言うのです。
それは、核融合であれ、蛍光灯であれ、パソコンのディスプレイであれ、「同一の青[B]」なのです。


●次にコウモリの話についてですが、

あなたの書き込んだ「可聴音と超音波の区切りは‥‥‥音に例えるなら超低周波にあたります。」
イミフですね。
こ難しいことを言って、さも自分は頭が良さそうに見せかけてるだけで、中身がありません。
話になりません。

しかも「可視光と電波というより‥‥」と話を繋げて、まるで私が「可視光と電波が近い」と言ったみたいな言い方をしてるけど、なんで?
どこからそんな誰も言ってないセリフが出てきたのか。
それを私が言ったように語り、それを訂正して自分がさも頭が良さそうに語るってどうゆう根性よ。

彼の言っていることを要約すると、
「可聴音と超音波」の関係は「可視光と紫外線」に近く、「音に例えるなら超低周波にあたる」。
となります。
全く意味がありません。
必要の無いことを、テイのいいだけの飛躍し過ぎた例えを挙げて、さも自分は頭が良さそうに見せかけているだけです。


そもそも私が言ったのは、、
波長の長いものから短いものの順番の話なのです。

音波・超音波・電波・赤外線・可視光線・紫外線・X線・γ線

つまり超音波は、音波と電波の間に位置し、音波にしては、電波に近く、電波のような特徴があります。
それを「電波に近い音波──超音波」と言ったのです。
コウモリが使うのが超音波だったからこそ対象の形状を捉えられる。
ただの音波だったら形状を捉えられなかったということです。


さて、コウモリの話は元々おまけのつもりでしたが、ここまで来たからには、
以下、さらに、コウモリの話を掘り下げて補足説明することになりますが‥‥



●それから、
「コウモリは音波を見ているわけではなくて」などとまるで私が「音波を見ている」と言ったみたいな言い方をしてるけど、なんで?
私は「(耳で)視覚を確保している」と言っているのです。
こちらが言ってもいないことを指摘してるわけで、
上記の「可視光と電波というより‥‥」という狂言と同じです。
まあブログのコメントですから、ロクに読みもせず──というか無理に読む必要もなく、適当でいいわけですが、
それでいて、
「この記事自体そういう内容ですが、だからこそ表現に気を使いたいところかと思います。」
は無いでしょ。
自分が表現に全く気を使ってないくせに、私に対して「表現に気を使え」って、何様のつもりよを通り越してマジムカツク。

さらに、あなたは「視力を補助している」と書き直せ、と言ってますが、
コウモリが耳(超音波を捕える器官)で「視力を補助している」という言い方は、間違いです。

超音波を使う種類のコウモリの目は、見えないに等しく。
目は使わずつまり、「耳で視力を補助している」のではなく、「耳で視覚を確保している」のです。

食事タイムには、飛びながら、例えば真っ暗闇の中でコオロギを見つけて飛来して食べますが、
耳で、周囲の形状と、コオロギの形状とを、距離とともに確実に判別して飛来し捕食します。
勿論そこに色などありません。色の無い、形だけの世界です。
人間には理解できない感覚です。
太陽光を必要としないという利点があり、目は使いません。
勘違いしないで頂きたいのだが、色が無いとは、白黒ではないよ。白黒も色です。白黒ですらないという意味です。
(またまた登場ですが、映画の「赤外線で獲物を感知するプレデター」も、太陽光を必要としないという点では、コウモリと気が合いそうです。)
これは、コウモリの耳が、ただ単に音を集めているだけでなく、
パラボラアンテナの役割を果たしているからこそ可能なワザであり、
それが、形状を判別できるという超音波の特性であり、「電波に近い」という意味です。
コウモリは、「耳が目の役割をはたしている」のです。

(或は、その脳が色に近い感覚を感じているかもしれませんが、人間にはわからないでしょう。
少なくとも私は「コウモリは超音波による立体視覚を脳内で色に変換して感じている」みたいな文献を見たことがありません。
むろん、その可能性が無くもないです。
シャコは、赤外線~紫外線までの11~12原色を見るそうです。モノを驚異的にカラフルに見ていることになりますが、
私たちが熱として感じている赤外線を色としても感じているわけですから、
さらに、コウモリが超音波を、形状を捉える用途に使っている──すなわち耳で見るということが、色として認識されている可能性もあるかもしれません。)

(一応、目が見えるオガサワラオオコウモリ君のことは横に置いといて‥‥、)

●「聴覚で定位」という言い方も幼稚です。
例えば人間がものを見るのに、「人間は視覚で定位する」と言うバカがいますか?
「人間は目でものを見る」「コウモリは耳でものを見る」でいいです。それ以上でもそれ以下でもありません。

そもそもあなたが言う、
「提案した文章のように「資格(視覚の誤字)を補助」若しくは「聴覚で定位」をしているのような表現がいいと思います。」
とは、
「目で見て」「耳で定位」するという意味のわからないことを言っているようだけど、
そんな有りもしないことを適当に作って、人に教授したつもりになるなど、恥ずかしくないのか。
全くコウモリの耳の機能を理解しておらず、
テイのいいだけのムチャクチャな理屈を捏(こ)ね上げて、さも自分は頭が良さそうに見せかけているだけです。
正しい記述をしている私に向かって、デタラメな記述に書き直せとは、自分のバカさ加減を自覚しろと言うか、バカにもホドがある。

●なんでそんな躍起になってコメントに応酬するのかと思うかもしれませんが、
読んで頂いている他の方々に誤解されるようであれば、私が補足説明するしかないのです。

コウモリの耳の機能を理解してないくせにえらそうな口ぶりをするヤツです。
この見栄えがいいだけのデタラメな横ヤリを読んだ読者が「ふーん、[名無し]が正しいのか」と納得されてしまってはたまりません。



●ついでなのでもうひとつ人間には理解できない感覚について記述します。

五感のうち、特に視覚ほど、他の動物の感覚が、理解が困難なものはありません。
霊長類たる人間であっても、他の動物の視覚はなかなかに理解が困難です。
我々人間に理解できるのは、猛禽類(ワシ・タカ・フクロウ)・ネコ目(クマ科・イヌ科・ネコ科など)・サル類など、だけです。
これらは、顔の前面に目があり、常に対象たる一点を見ており、対象までの距離が測れます。
でもそれらは地球上では少数派です。

鳩や馬など、多くの動物はアタマの両脇に目が付いています。ちょうど、人間の耳の位置に目が付いている感じです。

耳の位置に目があるって、宇宙人か~~???

と言いたくなるような位置に付いているわけですが、これが地球上では多数派であり、
しかも鳩や馬などは、我々のように一点を見ているのではなく、全天を見ています。
この感覚が、我々ヒトにはなかなか理解できません。
あまり良い例えではありませんが、開いた本の全部の文字を見ているようなもんです。
(左脳を使って本の1ページを数秒で読む速読術ってあるみたいだけど、それは横に置いといて‥‥)

目は、脳が飛び出した器官で、
丁度マフラーがエンジンの一部であるように、
目と脳は一体と言ってよく、
「光を捉える」という点以外、種々の動物により、その機能は信じられないホド違う感覚であり、多様です。

少なくとも鳩の目は、その点については、ヒトや猛禽類より優れているとも言えますが、
あくまでもその点だけであり、
水鳥は、ドングリをパクツク時、ドングリを見ているのではなく、全天を見ていて、
ドングリまでの正確な距離感がわかりにくく、クチバシでドングリを探ってパクツかなくてはなりません。

他にも、トンボの目はハイビジョンテレビに似た素子画面をほぼ全天360°見ているとか。

また、ご存知、曲率を変え望遠レンズになるカメレオンの目は、
鳩や馬のように頭の両脇に目が付いているにも関わらず、
鳩や馬の目玉が固定なのに対し、
カメレオンの目は固定ではなく、
同時に二点を見ることから、その脳も、意識を二点に集中させていることが推察されるとか。(推察されるだけですが。)

ことほど左様に「目」と「視覚」の話は、目から鱗な話に事欠かない題材であり、
面白がってこれを記述しまくると、分厚い本になるほどです。


なんでここでこんな事を書いたのかというと、
耳で周囲の形状を捉えるコウモリも、そうした人間には理解が難しいという見地に立って考えないと、
つまり、我々人間の視覚で考えてしまうと、的外れな見解になってしまうということを言いたかったからです。


●特に腹立たしいのが、
| 名無しさん | 2015/01/03 07:00 |
| 名無しさん | 2015/01/24 22:17 |
に対し何も言わず、私に文章を直せと言っている点。

「オナニー乙」と下種(ゲス)な締め台詞を吐く奴だぞ。
『煽り』だと自分で言っているような奴に対し何も言わず、
しかも直す必要のないところを勘違いで「直せ」と言う。

まず煽りヤロウというのは、こちらがいくら正確に記述しようと、煽ってくる。
煽るのが目的だからだ。

現に、前述の「煽り名無し」が煽った点は、全て私が正しく「煽り名無し」が間違っていた。
そもそも私は、憶測で語るとき以外は、微妙な表現の曖昧さはあっても、デタラメは書かないのです。


だいたい、
博士論文でも、100パーセント完璧な表現で書かれているとは限らない。
論文の文章も十人十色。打ち立てた成果は立派でも、文章力の弱い人もいます。

ましてや、仕事の合間のナケナシの時間に記すブログを完璧に記述するなど不可能です。
だいたいこのブログは、論文を記しているのではなく、盲点・目から鱗な題材を取り上げているのです。

要するに、普通の人が読んでくれれば、文脈からわかってくれるのですが、
悪意のある人は、そうはしないということです。

まあ正直なところ、細かい点は、突っ込んでもらわなくていいです。

このブログは修正が可能なので、ヒマがあれば、あとで自浄能力で直すけど、
突っ込まれてしまうと、直せなくなってしまう。
(直すと、コメント文と辻褄が合わなくなるので‥‥)

というか二人とも、私が直すつもりの無い──直す必要の無い箇所を、みっともない勘違いで、突っ込んでますが。

小説家も、自分の小説を出版してから読むと、修正したい点が目について仕方ありません。
作曲家も、自分の曲を商業ベースに出してから聴くと、修正したい点が目について仕方ありません。
まあそこは最前を尽くした、と納得するしかないところでしょうが。

「表現に気を使え」とは、自分のことを棚に上げて、何様のつもりかと言いたいです。
ピーマンなことしか言えない人間が人に教授するなどおこがましいにも程があります。


●コメントに対する補足が長文になりましたが、
これは、元々省略していた部分を追記することになってしまった結果です。


●因みに、何故今回、当初、視覚のうち紫外線の話だけをしたのか。
この写真をコフウチョウが見たら、「色がおかしいじゃないか」と人間を小バカにするだろう。
と書きたかったからです。


felith