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★「雑巾」と「タオル」は雨の日でも屋外に干す。

結論から言いましょう。
「雑巾」と「タオル」は屋外に干すのが良いです。
それ以外の洗濯物は屋内のほうが良いです。

「洗濯物は陽に当てなきゃダメ。」「陽の光に当てて干すと気持ちが良い。」
主婦業の現場でよく言われるセリフです。
でも一般に、少なくとも色物に関しては、
特に天気のいい日に外に干すと、紫外線により褪色してしまうので、屋外に干さない方がよいです。
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そもそも何故私たちは、「洗濯物を日光にあてて干す」のか?
・ひとつには「乾きが早い」と思われているのと、
・もうひとつには「殺菌のためによい」と思われているためでしょう。
日光の赤外線が水分の蒸発を促進し、
日光の強い紫外線に当てると、
あのイヤな「生乾き」のにおい──いわゆる雑巾クサイにおいを、殺菌(kill-Bacteria)できると考えられているのです。

誰しも、そうゆう事で納得してしまっているわけですが、
ここで冷静に考えてみましょう。

「陽に当てると乾きが早い」のはいいとして、
「生乾き」に関しては、雨の日でも、夜でも、
とにかく屋外に干しさえすれば「生乾き」にはならなくなるものです。
となると、

●洗濯物を殺菌するのは、あるいは太陽では無く、なにか別のものかもしれません。

●例えばそれは、私的な推測ですが、『フィトンチッド』かもしれません。

『フィトンチッド(phytoncide)』とはなにかというと、
一般には、我々人間に森林浴の効果をもたらしてくれる、良い物質と捉えられています。
『フィトンチッド』は、ほぼ全ての陸生植物がほぼ常時発散していて、
我々は森林に分け入るとそこに充満している『フィトンチッド』を吸うことで、気分爽快になり、
リラックスできる効果があります。

ただ、木々や草は、なにも人間のために『フィトンチッド』を発散しているわけではありません。
それどころか、『フィトンチッド』は、
我々動物のようには動けない植物が、自らを守るために放出している、揮発性の『毒物』なのです。
植物は、傷つけられると、『フィトンチッド』を放出し、その周囲にいる細菌などを殺します。
植物の葉はだいたいいつも虫に食われているので、結果的に常時『フィトンチッド』を発散していることになります。

日本は、住宅街でも各戸や街路に植樹されていて、
量に差はあれ、概ね家の外は常に『フィトンチッド』に満たされています。
あるいはこれが「雑巾」と「タオル」の雑菌を殺すものの正体かもしれません。

真相はわかりませんが、フェリスの『フィトンチッド説』は『紫外線説』よりは信憑性があるように思えます。

なにはさておき、洗濯物はどこに干すか、分別した方が良いでしょう。
「雑巾」と「タオル」は非常に雑菌が繁殖しやすいので、
晴れにこだわらず、曇りでも雨でも夜でも、屋外に干すのが良いです。
(雨でもといっても、湿度の高い状態がずっと続くようでは、乾燥機にかけるか、洗濯しない方が良いですが‥‥。)

でも、それ以外の洗濯物はさほど殺菌の必要はないので、
褪色を避けるためにも、太陽の紫外線の当たらない屋内のほうが良いということになります。
日陰に干す「陰干し」も、屋外であれば意外に紫外線に晒されるので得策とは言えないかもしれません。
洗濯物を陽に当てて気持ちが良いのは人間であって、
洗濯物自身はあまり陽に当てないでほしいのかもしれないのです。

──余談ですが、『フィトンチッド』という毒は、人間の生命に重要な役割を果たしている部分がありますが、毒が体にいいなんて、なぜこんなことになったのでしょうか。
それは10億年もの昔から陸生動物が陸生植物と同居してきた、共生関係なのかもしれません。

フェリス



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